日本のスイーツの歴史と由来

今や、スイーツはコンビニでもスーパーでもあらゆるところで購入でき、その数も種類も数えきれないものとなっていますが、ここ日本ではいつ頃からこのようなスイーツが食べられるようになったのでしょうか。古い文献からは、現在の中国から伝えられた豆類を使用したお餅が、奈良や平安の時代に入ってきたとされています。それまでも栗や干し柿のようなシンプルなスイーツは食べられていましたが、中国のスイーツは日本の簡単な加工スイーツに比べ味や形が洗練されていたことから、日本でもその製法や材料が広がっていきました。鎌倉時代には砂糖が輸入されるようになり、現在の和菓子の元になるスイーツが作られるようになりました。室町時代になると、ポルトガルなど西洋のスイーツが入ってくるようになり、カステラや金平糖など、現在にも残るスイーツが作られ始めました。江戸時代になると茶道が発展し、高価であった砂糖を沢山使用した贅沢な和菓子が多く作られました。明治時代になると今のスイーツの代表的なチョコレートやキャラメル、ビスケットなどが入ってくるようになりましたが、それは一部の人達だけが食べられる高価なスイーツでした。戦後はアメリカの文化の流入とともにガムやチョコレートが一般的にも広がり、一気にスイーツの世界が広がりました。現在ではスイーツを作る人をパティシェと呼び、ヨーロッパの華やかで繊細なスイーツや、アメリカの大胆なスイーツ、中国の木の実や油で揚げたスイーツなど、その日、その時の気分で世界各国のおいしいスイーツを手軽に食べられる良き時代となりました。